最近 すばらしい童話を孫と共に読んで楽しみました。
オオカミは怖いとのイメージがありますが、この童話は人間と動物との共生を通じて、人と人とのつながり、家族愛、地域との助け合い自然の恵みの尊さ、すべてに感謝を伝えたい作品だと感じました。著者の心温まる気持ちが伝わってきました。小学生向きに書かれていますが大人が読んでもおもしろい童話です。時節がら肩を落としてホットする気持ちになりました。
著者 五条一馬さんの あとがきには、
「子供には夢を、若者には希望を、大人には生きがいを、お年寄りには人生の喜びを」を思いながらこれからも書き続けたいと、しめてありました。
東京 土屋嶺子